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個人事業での商標登録の必要性

最終回答:2011/01/18 17:34
回答した専門家:1人

QUESTION

初めまして。

普段は普通のサラリーマンで、大手システム開発会社でSEとよばれる仕事をしています。
それとは別にインターネットでオリジナルの革製品・グッズを売っています。

趣味の延長なのですが、土日だけ動いて3年ほど継続してやっていて、
ありがたいことに年数百万の売上がでるようになりました。
仕入れコストや手間を考えると生活できるレベルではないのですが、
一応利益も出ています。

オリジナルのグッズは自分でデザイン画から起して、
同じ趣味を持つ仲間と共同と制作していますが、
最近同じようなデザインの商品を売っているサイトをたまたま見つけました。

似ているだけならまだしも、ロゴなどもかなり似ているので、
正直「真似された?」と思っていますが、こちらは個人でやっているので
法的にどうこうできるとも思えずに、静観しているだけです。

ただ、将来はうまくいけば独立して自分の製品の売上で生活したいという夢があり、
それなりに防衛手段も講じたいのですが、個人事業でやっているような製品の
著作権や商標? というものは取得できるのでしょうか?

また、どのくらいコストがかかるものでしょうか。


まったくの素人質問ですが、回答貰えると嬉しいです。


よろしくお願いいたします。

ANSWER

回答日:2011/01/18 17:34

初めまして、弁理士の鈴木康介です。

1.ロゴの保護の仕方

 ロゴは、普通商標権で保護します。
 また、革製品にデザインとしてロゴをつけている場合には、意匠権で保護することになります。
 なお、工業製品やロゴは、一般的に著作権法では保護されません。

2.取得の費用

 商標権は、通常、15万円から20万円ぐらいの取得費用がかかります(一区分)。
 意匠権は、通常、20万から30万ぐらいの取得費用がかかります。

3.デットコピーへの対抗策

 発売されてから3年以内のデットコピーの場合、不正競争防止法による保護が受けられる可能性があります。
 この場合、弁護士知財ネットなどで知的財産法に詳しい弁護士探され、相談されることをお勧めします。

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専門分野
法務・知財・特許 海外ビジネス 事業計画・商品開発 IT・インターネット
保有資格
弁理士

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