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地元へ戻って起業の際の融資に関して

最終回答:2013/11/01 17:34
回答した専門家:2人
カテゴリー 資金調達 > 新規創業者向け融資 ツッチー

QUESTION

初めまして。
いつも色々と参考にさせていただいております。

只今、某企業の代理店として、法人を顧客ターゲットとした商品及びサービスの提供を
主とした事業での起業を予定しております。相手企業側とは代理店契約を交わすのみの段階まで来ています。
開業資金について日本政策金融公庫の新創業者融資を申し込もうと考えているのですが、融資要件で不安があります。

というのも、今まで10年近く地元を離れておりましたが、今回地元へ戻っての起業を予定しています。
そこで、融資の際に公庫側では当然、売り上げ予測の為の今後の顧客獲得見込みというものはとても気にすると思うのですが、
その部分に関しては、ほぼ1からの開拓となると思います。
地元へは500キロ程度離れている為、そう簡単に行き来することが出来ない状況です。

只今、自分のビジネスプランの見直しも兼ねて事業計画書を作成中なのですが、
この状況ですと、売り上げ予測は文字通り予測になってしまい融資が受けられるのか不安があります。
自己資金は250万で300万円程度の融資を希望することになりそうです。

現在、マーケット内の潜在顧客数を調べて、少し控えめの売り上げ予測を立てています。
実際、事業を開始して考えられる現実的な数字ではないかと自分なりには考えていますが、
それでもその理由の根拠はあくまで予測であり、
例えば理想的な、「既に以前の取引先A・B・C社の担当者から起業後の取引の承諾を貰っている」
などという様な状態とは違い、売り上げ予測の根拠を聞かれた場合に説得力がどこまであるか不安です。

実際、この様な状況で起業される方がいらっしゃるか解りませんが、
融資が下りる可能性はやはり低いのでしょうか?

アドバイス並びにお知恵をお貸しいただけると幸いです。
宜しくお願い致します。






ANSWER

回答日:2013/11/01 17:34

銀行(この場合は公庫ですが)は事業計画書の予測の質で融資の判断をする訳ではありません。
これまでの実績や経営者の人柄や計画書に矛盾が無いか(ケアレスミスなども含む)などで判断します。

ですから、懸念されている内容は「銀行が判断しやすいような現実的な事業計画書」を作れば、問題無いとは思います。
但し、「融資を受けやすい事業計画書を確実に作りたい」ということであれば、お金はかかりますが、そうったコンサルの方に頼んだ方が無難です。

ただ、代理店ビジネスとなると、確かに資金もそうなのですが、それよりも仕入れ先の確実性だとか、その商材のマーケットへ適合性とか、
拡販のしやすさとか、そういった内容の方が問題になりやすいと思います。

起業前にテストマーケティングをしてみたら、いかがでしょう?
それであれば、最低限のコストで出来るはずです。

もし、それで良い結果が出れば、自信を持って計画書をプレゼンできるはずですし。

「やらなければ」と考えるのは、とても大切なことですが、
リスクを最小にすることもまた経営者にとっては必要なスキルです。

落ち着いて考えることもまた大切なことでもあります。

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専門分野
事業計画・商品開発 集客・販路拡大・営業戦略 IT・インターネット 研修・コーチング
保有資格
日本メンタルヘルス協会 心理カウンセラー AEAJ 社団法人日本アロマ環境協会アロマテラピーアドバイザー 米国NLP協会認定 マスタープラクティショナー

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ANSWER

回答日:2013/05/13 10:19

はじめまして。年中夢求の税理士・中小企業診断士の菅原と申します。

日本政策金融公庫の新創業融資に向けて事業計画書を作成中とのことですが、あまり楽観的な売上予測ではなく少し控え目な予測を立てていらっしゃることはとても望ましいことと思われます。

ご質問にもありますように「既に以前の取引先A・B・C社の担当者から起業後の取引の承諾を貰っている」のであれば説得力が増しますが、そのような根回しを行った上で起業される方は案外少ないものです。

では、そのような状態ではない中で説得力を増す方法ですが、「売上の実現可能性」をアピールすることです。

この実現可能性ですが、SNSなどを駆使したプル型だけでなく、営業などのプッシュ型なども織り交ぜ、予測が予測で終わらないための具体的な戦術をアピールする必要があります。

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専門分野
資金調達 経営計画・改善 会計・税務
保有資格
税理士 中小企業診断士 FP(ファイナンシャルプランナー)

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