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18歳大学生です。起業について準備すべき事を教えてください。

最終回答:2014/11/06 09:57
回答した専門家:3人

QUESTION

始めて質問させて頂きます。早速ですが、私は大学生のうち、又は卒業後直ぐに会社を立ち上げたいと思っております。プランとしては、日本の優れた製品を途上国にて販売する貿易ビジネス、そして現地での不動産取引を中心に活動したいと思っています。現在、それらをする上で考えているのですが、学歴的にも大した事の無い学生又は新社会人でも、事業計画次第では、融資を得られるでしょうか?又、お金は有りませんが時間だけは自由に使えるこの大学生活、私のプランを形にするためにどのような経験資格、能力を身に着ければ良いのでしょうか?海外ビジネスや不動産関係の事業をされている方で今の仕事をする上で大学生の時にしておきたかった事、して役に立っている事を交えて教えて下さい、よろしくお願いいたします。      

ANSWER

回答日:2014/11/06 09:57

ご依頼の件、起業について準備すべき事は何か、との事。

第一に、サラリーマンは所属する法人が持つブランドを持っていますが、起業家はそのようなブランドは-特に立ち上げ時には-ありません。この差には、来月の報酬はないかも知れない、家族を路頭に迷わす確率が高い、等、様々なそして大きな問題が内在しています。これは老若男女を問いません。

第二に、起業とは準備と言えましょう。これも老若男女を問いません。以下、準備するものを纏めましたのでご参考下さい:

1. 生活費 起業後、売上ゼロの間生活できるお金の事。
2. 日銭 売上ゼロが続く場合、生活費あるいは運転資金を補うお金の事。(スキル、アルバイト、等)
3. ビジネスアイデア サービス(あるいは製品)の事。
4. 市場 サービス(あるいは製品)の市場規模および機会(顧客)の事。
5. 資金 事業を運営するお金の事。
6. チーム 事業を運営する組織(人脈も含む)の事。
7. 起業家資質 下記資質の事。:

a. 粘り強さ、
b. 情熱、
c. 喜々として主導権を握る、
d. 喜々としてリスクを取る、
e. 熱意、
f. 一生懸命働く、
g. 創造力、など。


7の起業家資質に於いては、一つでも多くの資質を持つ、あるいは身につけることが大切です。日本人および米国人の起業家はその多くが、「a」が大切とする一方で、米国には「d」が最も大切な資質であるという統計もあります。

以上、起業は、上記1から7の7つを準備する事ができるか否かが成功の鍵となります。

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専門分野
海外ビジネス 市場分析・調査
保有資格
MBA

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ANSWER

回答日:2014/10/17 12:36

はじめまして。行政書士で起業支援を行っている野村篤司と申します。
ご質問につき、下記の通り回答致します。

①融資について
融資においては、様々な観点から審査がされます。融資担当者や周囲の人々を納得させることができるすばらしい事業計画があることはもちろんですが、計画以外に「実績」もあったほうが良いでしょう。融資を得られるかどうかについては、「可能性がある」としか回答できませんが、学生や新社会人では「実績」が乏しいのが一般的ですので、融資申請は厳しくなると考えた方がよいでしょう。もちろん「不可能」というわけではありません。理想を言えば、融資を得ずにローコスト、ローリスクで慎重に事業を進めた方がよいのではないかと感じます。

②経験、能力について
まずは学生のうちに貿易実務(国際取引について)と不動産法令について勉強しておくことがよいのではないでしょうか。海外ビジネスの経験を積むことはとても難しいと思いますので、日本国内における取引実務に携わり、海外の取引をされている業界の人から情報を得ていくことがまずは大事ではないかと存じます。なお、私は行政書士であり宅地建物取引主任者の有資格もありますが、法的な考え方を身につけておくと、トラブルになった時の対応力や、注意すべきことがわかるようになります。私も若いとよく言われますが、若く、行動力がある時こそ、「慎重さ」というのも大事になります。たくさんの人と交流し、たくさんのアドバイス(聞きたくないネガティブなアドバイスも含めて)に耳を傾けるようにすると良いと思います。

③海外でのビジネスについて
海外において、日本人がビジネスをできるかどうかは国によってまちまちです。外資獲得のために国家政策としてオープンな国もありますが、日本のように、外国人が日本でビジネスをすることについてネガティブな国も多くあります。マーケティングな観点から国の選定も重要ですが、「途上国にて」とのことで、そもそもの参入障壁が高いかもしれません。在日領事館等で少しは教えてくれるかもしれませんので、そういったところへも相談すると良いでしょう。


以上、回答になります。時間はまだまだあるでしょうから、焦らずじっくり、がんばってください。応援しております。

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専門分野
資金調達 事業計画・商品開発 会社設立・許認可 経営計画・改善 IT・インターネット
保有資格
行政書士

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ANSWER

回答日:2014/04/24 09:28

香港に10年間在住したことのある青山です。
香港でも中国や東南アジアへの投資が盛んです。香港にある日本企業の多くが最近はインドシナ半島への投資を行っています。不動産のような短期的な物もありますし、工業団地や住宅など長期的な物もあります。
ともかく、日本よりははるかに投資環境は恵まれています。

そうした中で、ご相談に関し感じたことを記します。
1、 融資を受ける: 融資は貸す側からみれば、返済してもらうだけの根拠がなければなりません。一つは担保です。これはご両親の資産などを担保にできなければ無理ですね。もう一つは事業の計画ですね。この計画は、信頼を得るためのビジネス根拠を具体的に示すために、行動すべき事業が目前にあるという内容にする必要があります。

2、 法人の設立:融資を受けるには、今は実績もないので個人の立場では大変に難しいので、法人にする必要があります。法人ならば融資先から事業の具体性や将来性があれば、融資や共同経営の可能性があります。例えば合資会社、有限会社、株式会社などの形態があります。それぞれの特徴があるので、出資者、パートナーや将来を考えて、今のうちに研究してください。
3、 事業の具体性・将来性: 例えば実際に「開発した携帯アプリや優れた商品がある」、「その販売ルートもある」、「ベトナムのXX地域に日本人が住める安全な住宅街を造る」、「ミヤンマーのYY地域に同国の留学生仲間と工業地を開発する」、など、極めて具体的であることが必要です。空想や単にネット情報で得た机上計画では、とても融資は受けられません。つまり調査などの行動が伴った根拠ある計画が必要です。融資先には如何にやる気と具体性を示すことがポイントとなります。

4、 融資の手続き: 起業・ベンチャーへの融資は、企業などでも募集していますが、日本政策金融公庫を活用する方法が、アベノミクスの経済状況ではお奨めです。融資を受けるには個人での直接申請は、記載要領・時間などの面で困難ですので、専門のコンサルタント会社に依頼するのがベストです。申請には前述の事業の具体性が求められ、面接でも具体性が問われます。

5、 必要な知識: 貿易(発注、契約、流通、通関、決済など)、需要と市場、販売品、語学、人脈、IT活用、トレンド、その他情報など知識に限りはありません。また、将来海外に駐在するには、学歴とビジネスの実績・経験もビザ取得には必要となります。

以上ですが、ビジネスをしっかり行うには、専門の知識に加え、事業を継続運用するためのマネージメント力が必要です。それらは業務スコープ、手順、時間、経理・コスト、組織、他との関連、情報、人事、リスク、Make or Buy, ノウハウ蓄積など多岐にわたります。これらは机上で学ぶよりは、企業組織に入りOJT的に学ぶのが最も身に付きます。

時間のある今は、考えられるビジネスに関し、とにかく行動・調査する、そしてやるべきことの選択肢をいくつかに絞ること、会社の設立形態や方法、パートナ、関連企業、想定する需要・客先やその規模(年間XX億円)、場所、必要経費、融資申請方法・書式、などやるべきことは数多あります。

また、専門の知識やマネージメントを体得するためにも、一旦は貿易会社に入社する選択肢もあります。厳しい環境に自分の身を置くのも、将来の成功の糧と考えるべきと思います。入社すれば、会社の費用で資格取得したり、業界の人脈構築も可能など多くのメリットがあることも念頭に置いてください。

学生の時からの起業・ベンチャー思考は大切にしてください。学生の起業事例もたくさんありますね。是非今から将来のために行動を起こすなど頑張っていただきたく存じます。
必要により面談相談にも応じますのでドリームゲートよりお申し込みください。
以上、お役にたてば幸いに存じます。

青山利幸

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専門分野
海外ビジネス 研修・コーチング 事業計画・商品開発 集客・販路拡大・営業戦略
保有資格
技術士(総合技術監理、経営工学部門)、APECエンジニア(インダストリアル部門)、中小企業基盤整備機構国際化支援アドバイザー、いわて産業振興センター登録専門家、

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