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ICカードを用いた旅費交通費の仕訳について

最終回答:2014/10/22 17:45
回答した専門家:2人

QUESTION

旅費交通費の仕訳についてご教授ください。

旅費交通費の精算を、SuicaなどのICカードを用いて行おうと考えています。
尽きましては、旅費交通費の専用のICカードを購入を考えています。

以下のような場合、①、➁、③でそれぞれどのような仕訳が発生し、費用計上をするべきでしょうか?

①10/1 ICカード購入 1000円 (カード代500円、デポジット500円)
➁10/2 電車に乗る  380円  ICカード内の残高=120円
③10/3 チャージする 1000円  ICカード内の残高=1,120円

以上、宜しくお願い致します。

ANSWER

回答日:2014/10/15 23:59
ベストアンサー

はじめまして、スペース・ソルバの福田と申します。

ICカードを旅費交通費のみに使用することであれば、購入時に旅費交通費で
費用計上し、月末に未使用残高を資産計上する方法もありますが、ここでは
旅費交通費が発生した時に費用処理する方法で回答します。どちらの方法で
も最終的な費用計上額は変わりありません。

①10/1 ICカード購入 1000円 (カード代500円、デポジット500円)

(借方)仮払金  500円 (貸方)現金 1000円
(借方)預け金  500円

➁10/2 電車に乗る  380円  ICカード内の残高=120円

(借方)旅費交通費 380円 (貸方)仮払金 380円 ⇒費用計上はここだけ

③10/3 チャージする 1000円  ICカード内の残高=1,120円

(借方)仮払金 1000円(貸方)現金 1000円

実務上、個人がICカードを購入し、電車を使用して月末に会社が経費を精算
する場合には、➁のみの仕訳になり、非常にシンプルです。

(借方)旅費交通費 380円 (貸方)現金 380円

ご参考になりましたら幸いです。
何卒宜しくお願いいたします。

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専門分野
事業計画・商品開発 資金調達 経営計画・改善 IT・インターネット 集客・販路拡大・営業戦略
保有資格
MBA 上級IPOプロ/公認内部監査人/税理士(簿,財)/建設業経理士/アナリスト会員補/FP2級/事業再生士補/衛生管理士/メンヘルⅡ種/個人情報保護士/初級シスアド/診断士1次/販売士1級/ビジ著作権上級/ビジ法務・知財2級/食品衛生管理者

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ANSWER

回答日:2014/10/22 17:45

はじめまして会計士の青山といいます。
 早速ですが、それぞれの処理を示してみましょう。

 ①前渡金    500    現金1000
  旅費交通費 500

 ②処理なし

 ③旅費交通費1000   現金1000

 厳密に考えれば12月決算を前提としますと、12月20日にチャージしたSUICAの履歴を調べ、
 12月31日までに使用した分は当期の費用、それ以後使用した分は来期の費用とします。
  具体的に12月末に使用分が400、それ以降利用分が600とすれば決算仕訳として

  (前渡金)600  (旅費交通費)600  を上記の仕訳に加えます。


 あと、ご質問からは離れますが、SUICAを使用する場合、休日の私用にも使えますし、
 コンビニでの買い物にも使えます。
  そのため、必ず使用履歴をとっておくことをお勧めします。そして、履歴の中に私用
 部分があれば経費に計上しない方がいいでしょう。

  以上です。


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専門分野
経営計画・改善 会計・税務
保有資格
公認会計士 税理士 ITコーディネータ

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