・行いたい事業アイデアはあるものの、人にどうやって伝えたらいいか分からない方 ・独立ではなく、いつか新規事業で起業をしたいと思っている方 ・起業をするつもりはないが、社内での新規事業立ち上げを考えている方

「事業企画書」という言葉を聞いたことはありますか？

「事業計画書」は「計画書」ですので、事業アイデアだけでなく、事業に必要な資金、人員、技術、ノウハウなどの情報から、収益の見通しまで、かなり膨大な情報量を盛り込まなくてはいけません。

例えば、私の共著である
「マネして完成! 事業計画書 ~10業種36の事例で事業計画のまとめ方がよくわかる（技術評論社）」
に私が作成した事業計画書のサンプルが掲載されています。そのサンプルは、最低限のページ構成にも関わらず、20枚近くになり、同じものを作ろうとすると早くても3ヶ月、通常6ヶ月は作成に時間がかかります。　

 一方で、「事業企画書」は事業アイデアを中心にまとめたもので、どんな事業をやるつもりなのかコンパクトにまとめ、他人に伝える目的で作られます。枚数は数枚程度で、1日かけずに作成します、早ければ30分で作成します。

 

新規事業では、思いついた事業アイデアをすぐに検証する必要があります。スピード優先なので、作成に時間がかかる事業計画書を一番最初に作成することはなく、「事業企画書」をまず作成することが求められるのです。

 

このセミナーは、事業企画書の中でも、事業アイデアをA4一枚にまとめた一枚事業企画書の書き方についてお伝えします。

 

スピーディーに作成することが何よりも大事なので、思いついた事業アイデアの整理から書き上げるまで、30分程度でまとめることを目標とします。

 

コンパクトに事業アイデアをまとめるといっても、他人に伝えるために、必要最低限の内容は盛り込まなくてはいけません。あまりに情報が不足しすぎていては、読む相手が全く理解してくれないということになってしまいます。

 

 このセミナーは、スピーディーに、かつ相手に伝わる「事業企画書」をどのように書いたらいいのか、企画書作成のための基本的なことをお伝えするセミナーです。

 

 このセミナーを受講すれば、迷い無く「事業企画書」を作成できるようになっているはずです。

 

 更に、このセミナーでは作成方法だけでなく、「事業企画書」の通し方についてもそのヒントをお伝えします。

 

 当たり前ですが、「事業企画書」は書くことが目的ではなく、他人に見せることによって次のアクションにつなげることが大事です。

 

 次のアクションとは、投資を受けたり、社内での稟議を通したり、一緒に事業をする仲間になってくれたり、人脈を紹介してくれたり、社員になってくれたり、顧客になってくれたり、といったアクションです。

 

 せっかく思いついた事業アイデアを、しっかり相手に伝え、相手を自分の事業アイデアに巻き込むためのポイントを、このセミナーでは持ち帰ることができます。

・行いたい事業アイデアはあるものの、人にどうやって伝えたらいいか分からない方

・独立ではなく、いつか新規事業で起業をしたいと思っている方

・起業をするつもりはないが、社内での新規事業立ち上げを考えている方

 

 

大槻貴志（企画経営アカデミー代表取締役社長）
経済産業省後援ドリームゲートアドバイザー

 起業をこころざし、人脈作りのために早稲田に入学、早稲田では国際交流サークルを立ち上げた他、クラブイベントなどの企画を毎月のように行い、卒業時には1,000人が参加するパーティをプロデュースする。

早稲田大学卒業後、キヤノンに入社。
キヤノンでは工場経営者育成コースに配属され、工場にて品質管理や調達、生産管理業務を経験し、マネージャーとしてトレーニングを3年間受ける。
その後本社に戻り、生産企画の業務をへて、退社。 

キヤノン退社後、個人事業主としてテレビ朝日のイベントプロデュース業を請け負った後に、ピクセルクラフトを立ち上げ、日本で唯一のVJ(CG映像)に特化した素材販売サイトを立ち上げる。

デジタル映像コンテンツ制作やWEBコンテンツの制作業務に転換し、資生堂、ソニー、セガ、パイオニアといった大企業との直接契約獲得に成功する。業界でも注目されるクリエイティブ集団となる。

現在は、ITコンサルティング業務や複数の会社を経営しながら、年間３００人以上の起業希望者と面談し、多くの起業家の夢を実現させている。
２０１０年より開催している起業セミナーは、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」で取り上げられるなど、メディアからも注目される。

 

ポイント１．起業家としての経験と実績

イベントプロデューサー業として個人事業主からスタートし、13年の経営実績を持つ。現在までに５社の会社立ち上げ経験をし、創業時から事業が軌道にのるまでのプロセスをノウハウ化。

 

ポイント２．起業家育成者としての経験と実績

2003年より自分で企画や事業を立ち上げたい学生のための塾を開講。
卒業生は十数億の事業売却に成功させた者や、550万ダウンロードのアプリ開発をした者、北京でのビジネスを成功させた者、日本だけでなく、中国、タイ、シンガポールで活躍する起業家を多数輩出する。

 

ポイント３．トップオブトップ起業家の経営エッセンス

スープストック東京や、ライフネット生命など、世の中にイノベーションを起こした数々の起業家にインタビューを実施
創業時から、世の中に注目される企業になるまでの課程について詳しく研究し、独自のメソッドに落とし込む。

１．事業企画書の書き方が分かる

このセミナーは、今まで事業企画書を書いたことがない人のために、事業企画書の基本から、その書き方まで丁寧に解説します。ビジネスを全く立ち上げたことがない方でも、事業企画書を書くために何をしたらいいのか分かるようになります。

 

２．どんな項目をおさえておけば、コンパクトにまとめられるか分かる

事業企画書は事業計画書と違い、コンパクトにまとめて短い時間で相手にプレゼンする必要があります。何を削って、何を盛り込むべきなのか、どんな要素をいれたらいいのか知ることができます。盛り込むべき要素を知っておくことにより、事業企画書の作成にあたって、スムーズに迷いなく作ることができるようになります。

 

３．事業企画書が通せるようになる

事業企画書を書いて、一人で満足していても意味がありません。協力が欲しい相手に見せ、そして協力をもらえなければ次のステップに進めません。このセミナーでは、どのようなところに注意を払えば、事業企画書を通すことができるのか、そのポイントを知ることができます。

  

・事業計画書とは違う事業企画書

・事業企画書に最低限盛り込むべき内容

・事業企画書作成にあたってのポイント

　スピード、コンパクト、背景、メリット、リアルティ、着眼点

・事業企画書を通すためのポイント

　- 提案相手を知る

　- 相手の疑問を全て晴らす

　- 叩かれることを前提に