髙橋　いづみ

【経歴】
　2009年：東京農業大学大学院　農学研究科　農芸化学専攻　博士前期課程修了
　2009年～2015年：医療機器メーカーにて勤務（食品の商品開発や医薬品の品質管理に従事）
　2015年～2021年：外食店向け専門商社にて勤務（販促企画、営業企画、商品管理、営業に従事）
　2021年～現在　 ：フリーランスでの活動

一貫して食品に携わってきましたが、栄養機能食品に興味を持ったきっかけは、
私が学生の頃、伯母や同級生のガン闘病で医薬品の副作用で苦しむ姿を見て、
医薬品を使う前に日々の食品で手軽に健康になれたらそこまで苦しまずに済み、
家族や医療従事者の負担を軽減できれば、皆が笑顔になれるのではないかと思いました。


配属された部署は、社内ルールが整備されているにもかかわらず、
　原料メーカーに商品設計を依頼したり、
　成分機能ありきで、マーケティングが後回しだったり、
　販売させるための偏ったデータ取得をしたり、
　営業との接点がほとんどなく、現場の現状を知りえなく、
この流れに対して誰も疑うことはありませんでした。

ただ、私は
　自分たちで商品を考えられないと商品に対する思いは強くならない
　後からマーケティングしても、仕様を変えられないので売上が伸びにくい
　社内を納得させるためだけのデータは市場を反映していない
　利用者の現状を知る営業と心理的・物理的な距離がある
とどんどんモヤモヤした気持ちになっていきました。

利用者の気持ちや悩みを理解せずに商品を提供しても喜んでくれず、それを販売する営業も気持ちが入らない
利用者・営業・開発者皆が同じ思いを共有できるようにするために、
「本当に求められている商品をしっかりリサーチしてから商品をすべきでは？」と思うようになりました。

そして、より現場の意見を取り入れた商品開発に携わりたいと思い、外食店向けの会社へ転職しました。
以前の会社に比べて市場に合わせた商品開発をしており、直接店長と話をする機会がありましたが、
よりコスト意識が強い飲食店は、市場にマッチした商品を出しても価格をより重視し、
トレンドの変化も早いため、すぐ商品が終売することもよくありました。


ニーズは常に一定ではなく、時代や年齢層など要素が変われば常に変化します。
ビックデータや公開されている調査データ等様々ありますが、
自社に合ったデータを得るには自分たちで直接得るのが一番精度が高くなります。
形式的な手順を追えば活用できるというものではありません。
そのため、使用環境・スキルなど現状に合わせて行う必要があります。
私は幅広い職種経験があるため、それぞれの職種の立場の視点に立って、活用をサポートできるため、
その点を活かした、商品開発のサポート事業を行っております。

【活動・実績】
・自社商品を初めて開発する企業への食品の商品開発アドバイザリーとして参画

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高橋さんが作られる資料は専門的な内容にも関わらずとてもわかりやすく、丁寧であり、
社内で素人同士が共有するのにも大変役立っており、感謝に堪えません。（30代女性）