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事業計画書につきまして

最終回答:2016/11/06 00:23
回答した専門家:1人
カテゴリー 事業計画・商品開発 > 事業計画書作成 ニックネーム

QUESTION


お世話になります。
現在、新しい人材マッチングサービスとなる
WEBサービスを開発中です。
ユーザーが自分の得意分野や時給を提示して
企業からのオファーで働くという仕組みです。
新卒向けにはJOBRASSというサイトが近い
ことをやっています。
事業ターゲットは、派遣、請負業界と求人広告
業界になりますが、パッとした事業計画書が
作れなくて困っております。
資金調達が主な目的なのですが、事業計画書の
作成におけるコツや考え方を教えて頂けない
でしょうか?

どうぞよろしくお願い致します。

ANSWER

回答日:2016/11/06 00:23

お世話になります、マーケティングテクノロジーの井上と申します。
微力ながらお力になれればと思い、回答させていただきます。

資金調達をするにあたっては、資金を出す側の理屈を考えてみてはいかがでしょうか。

成長が見込め、リターン(利息も含め)が期待できる事業に対してはお金を出しますし
そうでない事業に対しては貴重な資源であるお金は提供しません。

人材事業は成長が目覚ましい一方、非常に競争の激しい分野ですので
(1)ターゲットの明確さとそのボリューム
(2)ターゲットニーズに関する知識の深さ
(3)ニーズを満たす人材の集客ノウハウ
がポイントになると思います。

(1)については、釈迦に説法だと思いますが、人材会社は大手も含め多数あり
クライアントの獲得、人材の獲得も熾烈な競争環境があります。
資金を出す側もこれは承知しているので、ターゲットが重複するところに強い
競合が存在すると、「難しい」という判断をすることが多いでしょう。
また、ニッチであってもそのボリュームが小さ過ぎると事業として成り立たせる
ことが難しくなりますので、同じ判断になります。

(2)はターゲットに対して競合と異なるアプローチができるか、という視点です。
ターゲットに対して既にサービスを提供していても、実はクライアントが満足していない
ことはあります。
ターゲットが持つ願望、欲求に対して適格な提案ができれば。先行の競合を切り崩すことが
できます。
資金提供側は、これができると判断するとお金を出しやすくなります。
人材業界では、Greenさんが採用成果報酬の定額制を打ち出して、これを実現したと思います。

(3)も釈迦に説法だと思いますが、クライアントの企業が採用したい職種・スキルは時流とともに
集中します。
人材事業では、クライアント企業が求める人材を先立って自社のリストに入れて、紹介する必要があります。
この競争も熾烈な状況が既にあり、それを生き残るためのスキルや仕組みがあるかを資金提供側は
判断するでしょう。
私の知人の人材会社は、Webマーケティングによって対象に適切にアプローチすることで
競合より
早く人材に接触することで急成長を遂げました。


以上となります。
お金を出す側の理論=確実にリターンを得られるか、考えた上で
サービスの強みを上記のようなポイントから計画書に記載することで、資金提供を受けられる可能性が
高まることと思います。

何かお力になれることがございましたらお声掛けください。
よろしくお願い致します。

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専門分野
IT・インターネット 集客・販路拡大・営業戦略 市場分析・調査 事業計画・商品開発
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