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お世話になります。
現在、新しい人材マッチングサービスとなる
WEBサービスを開発中です。
ユーザーが自分の得意分野や時給を提示して
企業からのオファーで働くという仕組みです。
新卒向けにはJOBRASSというサイトが近い
ことをやっています。
事業ターゲットは、派遣、請負業界と求人広告
業界になりますが、パッとした事業計画書が
作れなくて困っております。
資金調達が主な目的なのですが、事業計画書の
作成におけるコツや考え方を教えて頂けない
でしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。
お世話になります、マーケティングテクノロジーの井上と申します。
微力ながらお力になれればと思い、回答させていただきます。
資金調達をするにあたっては、資金を出す側の理屈を考えてみてはいかがでしょうか。
成長が見込め、リターン(利息も含め)が期待できる事業に対してはお金を出しますし
そうでない事業に対しては貴重な資源であるお金は提供しません。
人材事業は成長が目覚ましい一方、非常に競争の激しい分野ですので
(1)ターゲットの明確さとそのボリューム
(2)ターゲットニーズに関する知識の深さ
(3)ニーズを満たす人材の集客ノウハウ
がポイントになると思います。
(1)については、釈迦に説法だと思いますが、人材会社は大手も含め多数あり
クライアントの獲得、人材の獲得も熾烈な競争環境があります。
資金を出す側もこれは承知しているので、ターゲットが重複するところに強い
競合が存在すると、「難しい」という判断をすることが多いでしょう。
また、ニッチであってもそのボリュームが小さ過ぎると事業として成り立たせる
ことが難しくなりますので、同じ判断になります。
(2)はターゲットに対して競合と異なるアプローチができるか、という視点です。
ターゲットに対して既にサービスを提供していても、実はクライアントが満足していない
ことはあります。
ターゲットが持つ願望、欲求に対して適格な提案ができれば。先行の競合を切り崩すことが
できます。
資金提供側は、これができると判断するとお金を出しやすくなります。
人材業界では、Greenさんが採用成果報酬の定額制を打ち出して、これを実現したと思います。
(3)も釈迦に説法だと思いますが、クライアントの企業が採用したい職種・スキルは時流とともに
集中します。
人材事業では、クライアント企業が求める人材を先立って自社のリストに入れて、紹介する必要があります。
この競争も熾烈な状況が既にあり、それを生き残るためのスキルや仕組みがあるかを資金提供側は
判断するでしょう。
私の知人の人材会社は、Webマーケティングによって対象に適切にアプローチすることで
競合より
早く人材に接触することで急成長を遂げました。
以上となります。
お金を出す側の理論=確実にリターンを得られるか、考えた上で
サービスの強みを上記のようなポイントから計画書に記載することで、資金提供を受けられる可能性が
高まることと思います。
何かお力になれることがございましたらお声掛けください。
よろしくお願い致します。
140pt
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