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収益実現前の赤字と所得の相殺について

最終回答:2019/05/09 15:53
回答した専門家:1人
カテゴリー 会計・税務 > 確定申告・個人税務 ニックネーム

QUESTION

現在サラリーマンをしており、まずは副業として個人事業で始めようと考えています。

サービス開始に先立って、システム開発や交通費などを含めた諸経費がそれなりの金額規模で発生する予定なのですが、サービス開始前なので売上は一切発生していない状況で、赤字分=経費全額を確定申告で所得と相殺させても問題ないのでしょうか?

前提を簡単にまとめます
・サラリーマンとして給与所得がある
・開業届を出して個人事業を副業で開始
・経費は明確に切り分けられるもののみとする
・サービス開始前なので売上は全く無い

よろしくお願いいたします。

ANSWER

回答日:2019/05/09 15:53

アドバイザーの萩原崇です。

事業活動で発生した経費であれば、初年度売上ゼロの赤字でも問題なく確定申告できます。

ご懸念されている通り、税務署から給与所得の圧縮のために赤字を計上していると推察される可能性がありますので、開業届に加え青色申告の承認申請書も届け出て、きちんと帳簿をつけておくことをおすすめいたします。

なお、サラリーマンで副業をする場合に、経費として地代家賃や通信費等を按分して計上する例もよく見かけます。


以上ご回答申し上げました。

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次世代コーチング理論を活用した課題解決:FizzBuzz LLC.
代表 萩原崇 (はぎわら たかし)

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専門分野
経営計画・改善 研修・コーチング
保有資格
日本認知科学会 正会員 / 一般社団法人コグニティブコーチング協会認定コーポレートコーチ / 青少年向け次世代教育プログラム「PX2」公式ファシリテーター / 日本監査役協会 会員

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