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株式会社か合同会社か

最終回答:2023/03/17 09:32
回答した専門家:1人

QUESTION

会社を設立するにあたって質問です。
AとBで設立するとして、
Aが500万円出資、Bが300万円出資の共同経営になる予定です。
しかし主にAが会社を進めていく方針で、
Bも「Aの好きなようにしてください」という形です。
利益も権限なども出資額に応じて分配したい、リスク的な部分もお互い共有したいと考えています。
あくまで2人で運営していく形で
Bがお金だけ出して、あとは全てAに任せる、という感じではありません。
この場合、株式会社か合同会社のどちらになるのでしょうか。
また、このような共同経営の場合に気をつけるべきことがあれば助言いただけると幸いです。
よろしくお願いします。

ANSWER

回答日:2023/03/17 09:32

どのような業種なのかでオススメが変わりますので、個別相談もご検討いただければと思います。

株式会社と合同会社の違いは下記が分かりやすいかと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
株式会社と合同会社の根本的な違いは「所有と経営が分離しているかどうか」によります。
株式会社は、基本的には出資者(株主)と経営者が異なる人で構成され、所有と経営が分離しています。
一方、合同会社は、所有と経営が一致しており、出資者と経営者が同じであることが違いとして取り上げられます。
ーーーーーーーー引用元:https://www.freee.co.jp/ーーーーーーーーー

その他、合同会社の方が設立にかかる費用も安いので、始めやすい形態だと思いますが、
顧客に応じた使い分けをオススメしています。

日本では株式会社の方が一般の方には馴染みがあるので、顧客によってはまだ「株式会社の方が信用がある」と考える方も多い状況です。
私の場合は不特定多数を対象にした事業なので、株式会社を選択しましたが、実態は合同会社で問題ありませんでした。

対象が合同会社に理解のある法人や会社名が前面に出にくいECサイトの運営などであれば
合同会社を選択していたと思います。

ただ、顧客が良くても、後々、IPOする場合など、株式会社を選択しておかないと都合が悪くなる場合もありますので
注意は必要ですが、現時点で想定していなければ、あとから形態変更するのもアリだと思います。

共同経営の場合、気をつけるべきことは、状況が悪くなったときにどうするか?を今のうちに考えておき、
できるだけ書面にしておくことです。

縁起が悪いと敬遠される方もいらっしゃいますが、備えておいた方が悪い状況を回避しやすいので、
結果的には事業もうまくいくはずです。

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専門分野
事業計画・商品開発 IT・インターネット 経営計画・改善
保有資格
中小企業診断士 FP(ファイナンシャルプランナー) (公財)東京都中小企業振興公社専門家派遣事業支援専門家(登録番号:1661)/認定支援機関(ID:107413010710)/事業承継士/目標達成法『原田メソッド』認定パートナー /クラウド会計ソフト『Freee』認定アドバイザー

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