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祖父が営んでいた工務店(株式会社)を引き継ぐことになりました。
父は他界しているので私が後を継ぐしかないのですが、
祖父が存命のため株式の名義を私にして経営を続けたいのですが、
私自身の本業は建築資材関連の営業マンです。
数十年も経営してきたので、それなりの信用もありお客さんも地元で有力な会社も多く、
それらを生かして工務店ではなく建築資材の営業会社として衣替えしようと思います。
(工務店業は長くいる社員の方に任せて)
家族経営の工務店でたいした資産もないのですが、
このような場合に株式を譲渡されるとして、
どのようなコストが発生するのでしょうか?
あまり蓄えもないので出来るだけ安く出来る方法を知りたいです。
はじめまして。
アドバイザーで税理士の土谷と申します。
おじい様から事業承継に関しまして株式の譲渡を前提とされているようですが、株式の贈与をご検討されてはいかがでしょうか。
ご質問のような事業(株式)承継を行う場合にまず検討するのが一番シンプルな贈与税の基礎控除(110万円)の枠の範囲内での贈与です。110万円以下の贈与であれば贈与税も発生しませんし、譲渡の場合と異なり対価となるべき資金の必要もありません。基礎控除額を大幅に超えるような株価である場合には、数回に分けて贈与するなどの方法もあります。
ご質問の内容だけではどのような方法が最善かはコメントできませんし、現状の株価(会社の価値)や株式名義を早急に変更する必要性の有無によっても最善の株式承継方法が異なってきますのでまずは現在会社の顧問をされている税理士に最善の株式承継方法をご確認頂くのがよろしいかと存じます。
なお、相続や事業承継は専門的な分野であり税理士によっても得て不得手がありますので顧問税理士の方の経験が少ないような方である場合には、当事務所は相続税対策・事業承継対策も専門に行っておりますので、是非無料相談をご利用ください。http://www.tsuchiyatax.jp/individual/
ご参考になれば幸甚です。
よろしくお願い申し上げます。
ドリームゲートアドバイザー
税理士 土谷正剛
はじめまして、起業ナビの山口と申します。
ご質問の内容だけで、一冊本が書けてしまうくらい深い話ですが、
ご質問から分かる範囲で要点のみ回答させて頂きたいと思います。
ちゃんと対応しないと、物凄く資産を毀損する可能性がありますので、
実際に実行する前に専門家に個別相談をされることをお勧めします。
今回、株式の譲渡を受けるわけですから、
株式の購入代金を捻出する必要があります。
この際、できるだけ譲渡価格を安くすることを考える必要があります。
なぜなら、譲渡価格が高い場合、譲渡を受ける側の資金負担もさることながら、
譲渡する側の納税負担も大きくなるからです。
お祖父様の納税負担が大きくなるということは、
将来その財産を相続するであろう貴方の資産が減ることと同じことです。
つまり、今回の事案の場合、譲渡価格を安くするためのコンサルティングを
専門家から受けることになります。
このコンサルティングの報酬も必要なコストになると思います。
現在、お祖父様がお付き合いされている税理士さんが、
最初に相談すべき相手かと思います。
株価を下げるということは、会社の含み損を実現させるのが、
もっとも有効な方法になります。
その場合、会社の事情に詳しい人が検討するのが一番効率が良いからです。
また、金額によっては、セカンドオピニオンとして他の税理士にも
そのスキームで間違いないかを確認した方が良いかもしれません。
いずれにしても、自分だけで解決しようとすると、
お金と時間を無駄遣いしてしまう可能性があります。
そういう事態だけは避けて頂きたいと思います。
株式会社起業ナビ
代表取締役 山口真導
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