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お世話になっております。
私は警護の会社を起業しようと考えてます。
価格設定ですが、現在、警護業界は一人一時間5000円〜8000円が
相場です。
しかし、私はパック料金を考えております。
例えば、一ヶ月250万にして一日の時間は家を出てから帰るまで。
人が商品である警護なので、複数掛け持ちが出来ないので、採算が取れる
ようにする為にパック料金で気を付けなければいけないことはなんでしょうか?
パック料金の価格設定法を教えて頂けたら幸いです。
宜しくお願いします。
はじめまして、スペース・ソルバの福田と申します。
弊社はIT業界に属するのですが、IT業界も技術者がソフトウェアを開発するという点と客先で常駐して作業するため複数案件を掛け持ちが出来ない点で警護業界と類似しています。
ご参考までにですが、IT業界を例に当てはめて警護ビジネスの価格設定方法を考えますと以下のようになるかと思います。
例えば、役務範囲の明確化した上で、請負契約1ヶ月250万での警護サービスをしたり、あるいは業務委託契約で標準時間(140時間~180時間)を設定した上で、仮に1ヶ月220万で超過時間は実績精算にします。(残業精算があるため請負契約より1ヶ月の金額は安く設定します。)
それから、警護サービスのメニューがいくつか細分化され、各々の金額が明確であれば、個々の料金の合計よりもパック料金の方が割安になるよう設定するのが鉄則かと思います。
なお、価格設定する場合には、一般的なマーケティングの書籍に記述されている
①コスト志向型価格決定法
②需要志向的価格決定法
③競争志向的価格決定法
を意識しながら検討することになるかと思いますが、採算を取れるようにするためには特に①コスト志向型価格設定を重視して決定してみてはいかがでしょうか?(意外と見落とされがちなコストについてコメントします。)
警護ビジネスの場合には、警護対象者も警護する従業員にもリスクが常に伴いますので各種保険に加入したりする必要もあり、従業員の人件費のみならずそれらの費用もコストとして積む必要があります。また、お客の要望によっては従業員には残業手当、深夜残業手当、休日残業手当も発生してきますので、それらのコストを忘れずに加味した価格設定(スポット価格等)をする必要があります。
最後にご存知かとは思いますが、警護・警備業務は信用、安心、責任が重視される業務ですので、雇用関係にないスタッフに業務を任せることになる派遣を受け入れることが理念的に難しい面があり、労働者派遣を行うことができない業種に指定されていますので注意が必要です。
ご参考になりましたら幸いです。
宜しくお願いいたします。
こんにちは。
アドバイザーの石黒と申します。
少しでもお役に立てればと思い、回答をさせていただきます。
「パック料金で気を付けなければいけないことはなんでしょうか?」
ということですね。
気をつけるべき点は、サービスの明確化です。
どのようなサービスを提供するのか、もしくはやらないのかを
明確にするということです。
そうしないと、契約が取れても、「あの仕事もこの仕事もやって
欲しい」ということなってしまい、結果、赤字になってしまう
可能性が高くなってしまいます。
また顧客とのミスマッチを防ぐためにも大切なことです。
以上、参考にしていただければ幸いです。
450pt
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