起業Q&A 起業に関するみんなの質問投稿サービス

起業に関するみんなの質問投稿サービス 起業Q&A

起業Q&Aとは 弁護士・会計士・税理士・コンサルタント・ベンチャー支援者・起業経験者などの、起業・経営に必要な知識や経験を持つ専門家「ドリームゲートアドバイザー」が、みなさまから投稿された質問に回答するサービスです。


障害者手帳所持者の給与に関して

最終回答:2012/05/11 10:45
回答した専門家:1人
カテゴリー 会計・税務 > 節税対策 尾崎

QUESTION

今月に治療院を開業しましたが、雇用したアルバイトAさんが障害者手帳3級の手帳を所持しております。
Aさんから「給与で引かれる所得税が免除されるので、その手続きをお願いします」と、手帳のコピーを渡されました。
社会保険事務所に問い合わせると、税務署の管轄ですと言われ、
税務署で相談すると、税務署の管轄ではないと言われました。

Aさんのアルバイト給与は時給制で、月5万程度ですが、
月々の支払給与で所得税を引かずに、支払うだけでよいのでしょうか?
何か手続きをすべき事があるのでしょうか?
私は雇用者として、Aさんの手帳の写しを保管しておくだけで良いのでしょうか?

私なりに調べたのですが、良くわからず困っています。
アドバイスの程、宜しくお願い申し上げます。

ANSWER

回答日:2012/05/11 10:45

税理士望月です。

従業員さんのお勤め先は、ご質問者の治療院だけですか?

そちらだけのお勤めでしたら、毎年扶養控除申告書にお名前、生年月日、ご住所を自書させて下さい。

障害者手帳3級のかたは、障害者控除も適用されます。

お給料支給の際源泉徴収する金額は、

扶養控除提出者 ⇒  甲欄  障害者控除対象で、扶養親族等の数は、1人となります。

扶養控除提出が無い場合(貰い忘れを含む) ⇒  乙欄


給与支給額が、5万円の場合    (平成23年分源泉徴収税額表では、以下のように取り扱われます。)

扶養控除申告書有りだと、人員1名該当ですから、月額給与119,000円未満まで、源泉徴収はしません。

扶養控除申告書が有りませんと、乙欄ですから月額給与88,000未満でも 3%源泉徴収が義務づけられます。

毎年12月に、年末調整事務作業があります。

障害者手帳コピーは、毎年必要です。


☆ 扶養控除申告書を記入して、保管する事が税務調査確認の際、『源泉徴収洩れ』を指摘されずに、要らぬ税金納付洩れを防ぎます。

 990pt

0 0 6
専門分野
会計・税務
保有資格
税理士 宅地建物取引士

このQAはどのシーンで役立つと思いますか?投票してください

>投票について

  • 1

チェックしておきたい起業コラム、経営課題解決の方法

自分ブランド確立で1人勝ち!ゼロから1億円プレイヤーになる秘訣、教えます

あなたも"コンサル起業術"で年商3千万~1億円の仕組みを作り、 年収1千万~3千万円と時間に余裕のある起業ライフを送りたいですか?

知的財産で営業力アップ

経営者の中には「知的財産権なんてウチには縁のない話し…」と思われる方も多いかもしれません。しかし、ベンチャー企業や中小企業こそ、知的財産や特許を活用して経営力、営業力を高めるべきです。論より証拠。知的財産権を戦略的に活用している事例を交えながら、知的財産の営業力アップについて解説します。

初めてでも安心!融資の心得

「素晴らしいサービスや商品のアイデアを世に出したい!よし!起業だ!でもお金がない…。」事業を始めるためには、お金は必要です。自己資金で賄えない場合、足りない資金を補わなければなりません。起業家にとって「創業時の資金調達」は、最初にはだかる高いハードルではないでしょうか?  今回は、創業時に考えられる資金調達にはどのような手段があるかを、ご紹介します。

チェックしておきたい起業事例・経営課題の解決ケース

ネット集客ノウハウゼロの土木・建設企業。HP制作後8カ月でお問合せ70件、数千万円の受注を実現! / 土木・建設業

相談者の重松社長は、土木・建設業を営んでいる会社の社長様で、JASDAQ上場企業「ACKグループ」の子会社であるアサノ建工と大成基礎設計が合併し、新会社「株式会社アサノ大成基礎エンジニアリング」という会社になり、そこの代表を務めている方です。 今回は、その新会社のホームページを制作し、民間からの新規顧客を開拓したいというご依頼を頂きました。じっくり話しを聞くと、今までネットを活用した見込み客の開拓は行ったことがないため、ネット集客に関する知識やノウハウが社内にないようでした。

融資額500万円で初年度売上5000万円!

相談者のKさんは、アンカー工事の専門家。その専門性を生かして起業するにあたり、事業計画の作り方・資金調達など経営全般に関する相談を受けました。
お話しを聞いてみると、本人の事業経験とやる気は十分。これなら起業後にすぐ売上があがるだろう、と想像できましたが、経営・財務・資金調達の知識を全く持っていなかった事が問題点でした。

この分野に役立つ書式テンプレート

事業計画書作成シート Word形式 PDF形式 解説
アイディアシート Excel形式 Word形式 PowerPoint形式 PDF形式 解説