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WEBサイトの収益化に関して

最終回答:2012/07/31 21:51
回答した専門家:4人

QUESTION

前職でサッカーのメディア関連の仕事をしておりました。映像編集、WEBサイト制作/デザイン、スチール、執筆・取材等の業務を経験。この経験を活かし、個人で国内向けのサッカー情報サイトを運営していこうと思っています。現状は個人事業ですが、収益の目処が立てば、法人化することも検討しております。

サイトコンセプトとして、他媒体が扱っていないようなカテゴリーを独自の取材で取り上げること。WEBサイトではありますが、速報性にとらわれず、内容の濃い記事を発信することを心がけております。取材対象者などは、必ずしも人気のある選手や指導者ではありませんが、SEOで有利になるようなニッチキーワードと、質の高い記事の制作をもっとうとすることで、サッカー関連の企業や団体などからも、一定の評価を受けるまでになりました。

ただ、WEBサイトの収益化という点で非常に苦戦しております。
今後、会員制のサイトを構築し、そこからある程度の収益を予測しております。

しかし、WEBでの課金という点で敷居の高さを感じているのが、正直なところです。

資金以外でも、物品などで支援していただけるスポンサーさまを探し、
会員の皆様にコンテンツ以外の特典を得られるような仕組みを作りたいと考えています。

前職では、営業の経験もなかったので、
どうやって仕事の幅を広げていくべきか、悩んでおります。

何か良いアドバイスがあれば、どうぞよろしくお願い致します。

ANSWER

回答日:2012/07/31 21:51

始めまして。

株式会社コマースデザインラボラトリーの重本隆之と申します。

サッカー関連情報サイトの収益化でお悩みとのことですが、
方向性としてはいくつか考えらえると思います。
3点方向性としてご提示をさせていただきましたが、
ご自身の志向とあう方法で上手く収益化の
道を探られることをお勧めいたします。

■広告モデル
PV数増が必要であり、コンテンツの差別化、充実化が必要となります
記事広告のように、スポンサーをつけて記事を書くなども方法としては
ありかと思います。

■フリーミアムモデル
プレミアム会員を設定し、特定会員のみへの特別コンテンツ提供による
収益化。プレミアム会員になりとたいと思うインセンティブが必要となります。

■物販付加モデル
サッカー関連商品の販売による収益化。
仕入れ先が必要となり、まずは委託販売でチャレンジするのがリスクが
低くて良いかと思います。
サッカー観戦旅行などのように無在庫のサービス販売などは
チャレンジしやすいかと思います。


私もサッカー好きとして、サッカーに関する素敵なサイトが増えることを
願っております。早期収益化となることを祈念しております。


株式会社コマースデザインラボラトリー
代表取締役社長
重本隆之

 40pt

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専門分野
IT・インターネット 集客・販路拡大・営業戦略 経営計画・改善
保有資格
色彩検定

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ANSWER

回答日:2012/06/13 18:00

ポータルサイトコンサルタントの(株)しんがり 清水と申します。

私はこれまで多くのサイトの収益化に関わってきており、
自社でもサイトを運営、サイト売却などを経験しているのですが、
「WEBサイトを収益化する」ということは難しいです。

「WEBサイトは最初から収益化するように設計し、
何が何でも収益化させる」という感覚に近いですね。

運営をしてから、徐々にアクセスが増え、月間数百万ページビューを
獲得できるようなサイトになれば、広告収入などで収益化しますが、
そうではないサイトは、意地でも収益化させる気概がないと難しいですね。

私もサイトを収益化させる際には、収益化できる手段がないか徹底的に考え、
道が見つかれば徹底的に動いて収益化させています。

私も、会員課金のプランも考えることがあるのですが、
上手くプランを描けたことは一度もありません。

これはあくまで私の手法ですが、新しい収益モデルを考えるのではなく、
「既にお金の流れがあるところで、打開策がないか検討する」という
ことを考えられたはいかがでしょうか?

例えば、
 ・各サッカーチームへの物販販売支援フィー
 ・スカパー契約のアフィリエイトフィー
 ・スポーツバーの集客支援フィー
などあくまで一例ですが、サッカーチーム、サッカー好きが
お金を払う場面で、そのサイトにお金を落とせる可能性を
探る活動をされるのが良いかと思います。

新しい課金システムを検討するというよりも、
現状でできることの延長で、お金の流れを少し変える
という感覚で収益化を目指していただければと思います。

とは言う私も、全てのサイトがヒットしている訳ではないので、
「アイディア」や「運」、「タイミング」も必要なのでしょうけど。

 10pt

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専門分野
集客・販路拡大・営業戦略 IT・インターネット 事業計画・商品開発
保有資格

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ANSWER

回答日:2012/06/07 19:22

toto様

中小企業診断士の谷垣です。

取材対象や記事内容で上手く差別化を図られていると思います。
WEBでの課金は少しずつ世の中に浸透して来ていますが、やはり敷居はありますね。

総務省の統計情報によると、平成22年では、インターネットで商品やサービスを購入したことがある人の割合は約50%です。
そのうちデジタルコンテンツを購入した割合は約35%、購入金額は年間で2,000円~5,000円が最も多いです。
上記より、WEBでデジタルコンテンツを購入する人はある程度いるように思えます。

しかし、新たに立ち上げたメディアからの情報を有料と設定しても、購入するメリットが分かりにくいので、消費者が敷居を越えるのは難しいと思います。
現状は、日経新聞や書店に並ぶ雑誌をオンライン化したもの(お金で買うものと思っている情報)を購入している人がほとんどだと思います。

WEBでお金を払ってくれる人は、何度もアクセスしてくれる人(全体の約4%)となるのが一般的ですので、その4%の人が欲しい情報やサービスを考えれば良いと考えます。
上位4%のペルソナを分析するには、まずは会員登録の仕組みを導入し、ログインIDでサイト動線を分析したり、個別にアンケートを取るというステップを取ります。
地道な作業が必要となりますが、是非挑戦して頂きたいところです。

今の段階で、ひとつアイデアとして思いつくのは、「選手との距離感の近さ」という特徴で行くならば、読者の質問に選手が答えるというコンテンツを取入れてみる、というのはいかがでしょうか。
メディアに取り上げられていない選手にもファンはきっといると思いますし、ファンからの質問や応援メッセージは選手にとっても嬉しいものだと思います。
その選手がブログを積極的に活用していれば効果は薄いと思いますが、選手とファンの間でニーズはあってもコミュニケーションがないこともあるかと思います。
この質問できる権利、または会うことができる権利などを有料会員限定サービスと設定すれば、消費者もお金を払うメリットが分かりやすくなると思います。
選手の回答も「不特定多数いるファンへ向けての回答ではなく、質問者個人への回答(ある程度個人属性を把握した上で)」とできれば魅力度は上がるのではないかと思います。

あとは、サイトで削除された一年分のバックナンバー(雑誌数冊分程度のボリューム)に未公開情報を一部盛り込んで、これを500円程度で販売するのであれば、
上位4%のユーザーは買ってくれるかもしれません。

参考となれば幸いです。

 280pt

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専門分野
市場分析・調査 集客・販路拡大・営業戦略 IT・インターネット
保有資格
中小企業診断士 各種IT資格

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回答日:2012/06/07 12:26

中小企業診断士の河合正尚ともうします。

WEBの課金は敷居が高いですよね。

広告収入以外の課金となると

1.「会員専用の記事」がいつでも全部読める月額会員
2. 「会員専用の記事」が単発で読める単独購入
3.「記事」の電子書籍化

などが考えられると思います。

しかしクレジットカードでの決済の問題、
書籍を購入する場合との比較しての不安定さなど
まだまだネットで課金を嫌がる傾向は強いです。

その敷居をいかにさげるのか。そこにかかってくると
おもいます。それにはまず少額でも課金していただく。
その仕組をつくっていくことだと思います。

初回限定でかなり廉価での会員サイトを利用する
キャンペーンを実施するなどでまずは課金してもらう。
そして敷居が低くなってもらったところで
本会員になっていただく。

こんな感じのプロセスを踏むと課金に対する敷居を
下げることができると思います。

次にスポンサーの件ですが
スポンサー側のメリットはなんになるのでしょうか?
スポンサー側にどんなメリットがあるのか?
それはどのような価値を生み出すのか?

それをまずまとめて見ることからはじめられるといいと
思います。

参考になりましたら幸いです。
無料メール相談おこなっておりますのでお気軽にご利用ください

 460pt

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専門分野
経営計画・改善 市場分析・調査 集客・販路拡大・営業戦略 事業計画・商品開発
保有資格
中小企業診断士 日商簿記1級 1級販売士

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