起業Q&A 起業に関するみんなの質問投稿サービス
起業に関するみんなの質問投稿サービス 起業Q&A
起業Q&Aとは 弁護士・会計士・税理士・コンサルタント・ベンチャー支援者・起業経験者などの、起業・経営に必要な知識や経験を持つ専門家「ドリームゲートアドバイザー」が、みなさまから投稿された質問に回答するサービスです。
[ 起業Q&A トップに戻る ]
米国でファンド関連の新しいビジネスを始める予定ですが、会社設立、営業開始プロセスの段階で、アイディアを盗まれることに不安を感じています。米国の特許法について詳しい方がいらっしゃれば、教えていただけますでしょうか?
・特許申請のタイムスケジュール
・大まかな費用
・出願に必要な書類等
よろしくお願いいたします
DGアドバイザーの奥山英二と申します。アメリカの特許法律事務所、Ladas & Parry LLPのOf Counselを務めております。
さて、アイデアを盗まれる心配ということですが、特許性があるものでしたら、特許を申請してから、具体的な話し合いをBusiness Partnerと始めることで、問題を回避することが出来るかもしれません。
特許性のあるなしを判断していかなければならないので、アイデアに関してお話を伺うことが重要なステップになります。アメリカの特許制度は、「太陽の下にあるものは、すべて特許性がある可能性がある」と言われるほど幅広いカバーをしている一方で、最近の判決では、「単なる概念的なアイデアは保護の対象にならない」とも結論付けられました(Bilski Case)
特許申請は、特許権の成立まで最低2年、長いものでは4-5年かかります。費用は、すんなりと行けば、4000ドル程度、何度も審査庁(この場合は、米国特許庁)から拒絶を受ければ、1万ドルからそれ以上かかることになります。一度の拒絶に対応する弁護士費用は、弊所では1500ドル程度になります。
出願には、特許の請求範囲を記載したClaim、そのほかの実施条件等を記載したSpecification、そして図面(Drawing)、さらに、貴方様がその業界には詳しいと思われますので、これまでの技術との違い、これまでの技術文献等を調べて、参考文献として開示する必要があります(IDS)。
何かと専門用語が出てきて恐縮なのですが、真剣に特許の申請をお考えのようでしたら、私までご連絡ください。
奥山 英二
DG Advisor
Of Counsel, Ladas & Parry LLP
Presidnet, Strategic Legal Solutions,Inc.
280pt
事業計画 | |
---|---|
これから事業計画をお考えの方にお薦めのセミナー開催中! | |
研修資格 | |
自己実現 自分自身を変えたい方。これから役に立つ資格を取りたい方にお薦めのセミナー開催中! | |
会社設立 | |
これから会社設立をお考えの方にお薦めのセミナー開催中! |