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ご覧いただきありがとうございます。
私は現在会社員ですが今年中に独立を考えています。
通訳・翻訳の会社を友人と設立しようと考えております。
当面は2人で(個人事業)を開業し、その後株式にしようと考えています。
順調にいけばアルバイトの募集も考えております。(常用雇用だけではなく、登録制アルバイトの募集も考えています)
将来的に当方が請け負った仕事をアルバイトの方(常用と登録制)に行ってもらうような場合、一般労働者派遣事業や労働者派遣事業等の特別な申請が必要になりますでしょうか?
また自分なりに調べた結果一般労働者派遣事業を申請する場合、資金が2000万円~必要で尚且つ株式ではないと申請できないとあるサイトで見つけました。
まだ開業前で気の早い質問かと存じますが、ご回答をお願いいたします。また、他にお気づきの点がありましたら合わせてご指導いただけますと幸いです。
香港在住のコンサルタント青山と申します。
香港・華南でも中国語、広東語、英語、その他の通訳・翻訳、アテンドビジネスが盛んです。
文面では“請け負った仕事“という記述となっていますので、これは業務請負の範疇です。人材派遣事業は依頼先(仕事行う場所)に、人材を長期に派遣し、業務は派遣先の指示のもとに行うものです。労務管理は派遣会社が行います。契約も月・年など長期で、金額も月次の定額が基本です。
アルバイトを雇用し、請け負った仕事を自分の事務所で作業させる場合には、人材派遣にあたりません。
なお、アルバイトを人材派遣会社が雇用し、依頼先に派遣することは、訓練や業務遂行レベルの問題があり、信用を失墜しかねないことから考えられません。
通訳や翻訳での起業マインドは大切なことですが、付加価値をどのくらい高めるかが課題だと思います。普通の通訳や翻訳では、今やビジネスとして成り立つのは難しいことです。科学分野など専門性を高める、マルチ言語、契約書、公文書、編集、校正など付加価値を高めたり、輸出入海外ビジネスを並行して行うなどの多角化も是非お考えください。
香港・華南の通訳・翻訳業も各種産業の展示会など専門色が強いものです。しかも国際ビジネスに精通し、一人で3-4か国語は対応できます。参考になさってください。
ビジネスとしての計画をしっかり立て、成功に向けて頑張ってください。
以上、参考になれば幸いに存じます。
青山利幸
2520pt
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