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開業について
QUESTION
・個人の自宅サロンについてですが、趣味程度に友達や知り合いに施術する場合も開業届けは必要になりますか？
・現在賃貸アパートに住んでいます。自宅の一室などで行う場合、家主さんへ届け出は必要になりますか？
施術の内容はフェイシャルと脱毛で、美容師免許が必要になるまつげパーマやまつげエクステは行いません。
・開業する場合、経費として落とせるものはどういったものがありますか？
ANSWER
こんにちは。アドバイザーの大杉卓弥と申します。
＞＞開業届は必要になりますか？
という点ですが、あくまでも趣味程度であっても開業届はなさるべきかと。
逆に趣味程度＝大きな売上が見込めないのであれば、
なおさら税務的には開業届を出された方が、後述する経費との関係で有益かと存じます。
＞＞家主さんへの届け出は必要になりますか？
原則必要だと考えてください。
賃貸住宅における契約目的外使用は、下手をすると契約解除されて賃借権喪失しても対抗できません。
＞＞経費として落とせるものは？
ここは先述した開業届とリンクしますが、開業届を出していないと、
前提として何も経費計上する事が出来ません。
従いまして青色にしろ白色にしろ、開業届はマストです。
（但し相談者様の業態では、行政許認可は不要かと）
落とせる経費は、業務に関係する出費全てです。
例えば家賃の一部：業務使用の面積に応じて。
消耗品：美容液や脱毛薬品、それに準ずるもの。来客用の菓子や飲み物等。
設備：業務に用いる椅子、机、パソコン、鏡や洗面台等あらゆる設備。
等々相当に範囲は広いでしょう。
正直に云って、イマジネーション次第とも言えます。
どうでしょうか。そういう意味でも開業届の必要性は分かって頂けるかもしれませんね。
ご参考になれば幸いです。
- 専門分野
- 事業計画・商品開発 経営計画・改善
- 保有資格
- 宅地建物取引士 ビル経営管理士
ANSWER
香港在住のコンサルタント青山です。
日本で貸家など契約に絡んだ経験や自身の会社立ち上げなどから回答申し上げます。
１、 業務上の知識について
文面からフェイシャルと脱毛に関する知識はお持ちのことと推察いたします。
もしお持ちでなければ、クリームメーカーの講習や脱毛に関する研修を受け、専門的知識を備えるべきと考えます。
２、 客先について
見方によっては友達や知り合いは、厳しいお客様です。少しでも不満を与えれば人間関係にまで影響が及びかねません。蛇足ながらこの辺のところ十分に認識すべきです。
３、 場所について
賃貸アパートで始める場合、賃貸契約書に基づくのが基本です。基本的には賃貸契約書に記されている人のみが住人となり、他の人が常時出入りするような“事業“を行う事は出来ないと考えられます。しかし実態は程度問題と思われ、管理人や他の住人に不審・不安を与えない範囲あれば許容されるのではないでしょうか。今のうちに、施術やビジネスのセンスをこのような場所で磨くのも1つの方法であると思います。
４、 開業する場合の経費
様々ありますが、計上可能なものは以下のようなものと考えられます。
開業に関する登記、届出、認可などの諸費用
場所の賃貸に関する費用、改装・内装の費用
施術や業務に必要な設備、道具等の費用
光熱、通信などの設備費、契約費用
雇用・募集に関する費用
施術に必要な初度材料費
IT, 広告・宣伝費用
協会などの入会・参加費用
立ち上げに必要な交通費、通信費、車両代
香港在住ですが、skypeによるビデオ相談は可能です。必要でしたらお申し込みください。
以上少しでもお役に立てば幸いです。
青山利幸
- 専門分野
- 海外ビジネス 研修・コーチング 事業計画・商品開発 集客・販路拡大・営業戦略
- 保有資格
- 技術士（総合技術監理、経営工学部門）、APECエンジニア（インダストリアル部門）、中小企業基盤整備機構国際化支援アドバイザー、いわて産業振興センター登録専門家、
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