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海外在住での起業について

最終回答:2013/08/02 15:19
回答した専門家:1人

QUESTION

はじめまして

現在台湾に住んでいます。
起業してみたいとは以前から思っていましたが、まったく経験がありません。
日本の個人事業についていろいろと調べていますが、調べれば調べるほどわからなくなってしまっって、初歩的な質問をして申し訳ありませんが助けてください。

まずは日本で個人事業の起業をし、その後台湾で起業したいと思っています。
ゆくゆくは、日本と台湾双方に会社を持って貿易業ができたらと思っています。

とりあえずの事業内容としては、日本で購入したもの(特別な免許などが必要ないであろう、楽器や赤ちゃん用品など(指定代理がないもの))を台湾でネット販売したいと思っております。
そこで質問なのですが、
1.売り上げの有無に関わらず、日本から商品を輸入するまでに開業届けを出したほうがよいのでしょうか。
2.起業したい本人が海外在住ですが、日本に開業届けを出す場合どのように出せばよいのかわかりません。
3.商品を購入する際に、少量だと日本の業者さんに取り扱ってもらえないことが、やはり多いのでしょうか。(始めてすぐに大量に台湾に輸入して売るのは難しいと思うので。)

自分でも聞きたいことがぼんやりしすぎていて、聞きたいことがわからない状態ですので。わかりずらい質問だと思いますが、本気で起業したいと思っていますので教えてください。
他にも、貿易業を起業するにあたって気をつけること、したほうがいいことなどがありましたらご教授いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。

ANSWER

回答日:2013/08/02 15:19

グローバルなもの作りコンサルタント青山です。
ネットビジネスなどの相談を多く扱っていますので回答いたします。

1. 開業届け: 初期のうち、つまりアルバイトやCtoCベースでは、事業の態をなしておらず、実情として開業届は不要と考えます。ある程度情報やノウハウを得て、BtoC, BtoBとなれば独立を考え、開業してはいかがでしょうか。

2. 起業したい本人が海外在住である: 今後どこに拠点を置くのかによって、開業する国を選べばよいと考えます。よほど大規模にならない限り、両国に会社を置く必要はありません。ネットビジネスならばなおさらです。台湾に住んでいるのですから、先ず日本人が台湾で起業する場合のノウハウを真剣に調査することをお奨めします。同国にも個人事業(無限責任)と有限公司(有限責任)の会社があると考えられ、すでに多くの日本人が開業していると思われます。開業のための情報は得られやすい環境にあります。申請の場所、書類、必要な要件(従来実績、登記、株主、事業計画、雇用計画など)、銀行口座などが考えられます。
なお、日本人とその国の人とは、開業条件が異なることを認識しておいてください。

3. 商品の購入数: 感触ですが日本の業者さんは、海外業者よりは小数を扱う傾向にあります。業者さんと商品によりけりですので今後活動の中でノウハウを得てください。

なお、扱うものには法的許認可が必要なものがあり、台湾でも日本と同様であると考えます。つまり、薬事法、食品衛生法、有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律などの規制があることを認識する必要があります。たとえば楽器は法的規制がないかもしれませんが、赤ちゃん製品は確認が必要と考えられます。また、表示法もありますのでこれも調査ください。
ビジネスには信用が大切です。品質や規制規定、支払いで問題を起こさないように、初期の段階からしっかりとした調査が必要です。

以上ですが、企業マインドを大切にし、徐々に情報やノウハウを蓄え、事業へ結び付けることを期待申し上げます。必要により、面談などご相談に応じます。
以上、お役にたてば幸いです。
青山利幸

 2520pt

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専門分野
海外ビジネス 研修・コーチング 事業計画・商品開発 集客・販路拡大・営業戦略
保有資格
技術士(総合技術監理、経営工学部門)、APECエンジニア(インダストリアル部門)、中小企業基盤整備機構国際化支援アドバイザー、いわて産業振興センター登録専門家、

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