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介護タクシー開業 資金調達について

最終回答:2013/08/24 10:25
回答した専門家:2人

QUESTION

どうぞよろしくお願い致します。
介護タクシー開業のため資金調達をしたいのですが、日本政策金融公庫、信用保証協会などで創業支援を受けたいと思っているのですが、
自己資金が50万と少ないため可能性は低くなってしまうのでしょうか?
介護職での経験、運転業での経験を生かし団塊世代の方の雇用創出を実現できればと思い開業しようと思っています。
どうぞよろしくお願い致します。

ANSWER

回答日:2013/08/24 10:25

はじめまして。
介護ビジネスプロデューサーの藤原と申します。

私自身も通所介護、訪問介護、福祉タクシー事業を
7年前から運営しております。

そこで、私の正直な意見としては、開業するには、
もう少し余裕を持った資金計画が必要ではないかと思います。

福祉タクシーの認可申請では、
事業開始に要する資金の内訳等も提出することもあり、
運営資金として適正であるかも見られます。

特に福祉タクシーのように福祉車両の導入が
必要な場合は、福祉車両購入費(100万程度)やメーター設置費用(20万程度)、
ETC購入設置(3万程度)のほか、チラシ制作などの広告費も必要です。

介護福祉士で二種免許がある場合には、セダン型の車両でも
開業が可能かも知れませんが、個人事業として稼働されるのであれば、
やはり、ハイエースなどの大型福祉車両導入の方が、
受け入れできるお客様を選ぶことがないのでお薦めです。


日本政策金融公庫は、私の経験からも
自己資金の2倍までが限界だと思います。

誰か保証人になってくれる人がいれば
多少融資枠が拡がる可能性がありますが、


あとは、住まわれている自治体独自の補助金や、
一緒に起業してくれる方を探して、共同出資などで
法人を設立する方法などを検討されてはいかがでしょうか?


この業界は、そんなに利益率は良くありません。
もし、車両購入となればローンやリース契約となりますが、
まずこの時点で信用問題からローンが組めなかった方も何人もおります。

ローンが組めたとしても、その返済金によっては、
返済はできても、自分の生活費が確保できるだけの
売上が上がるかはそう簡単ではないと思います。

燃料代
修理代
毎年の車検代(事業用)
毎月の自動車任意保険代

このようなことからも、私としては最低でも150万位は
自己資金として用意してから新創業融資で300万を調達する位の
気持ちで取り組んだ方がいいかと思います。

家族を不安にしないためにも、余裕を持って起業してください。


ちなみに、私は現在、介護ビジネスで起業される方には、
副業で起業前に生活費を確保する方法をアドバイスしています。
気軽にご連絡ください。

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専門分野
経営計画・改善 会社設立・許認可 事業計画・商品開発 資金調達
保有資格
ケアマネージャー

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ANSWER

回答日:2013/08/21 08:47

はじめまして。年中夢求の税理士・中小企業診断士の菅原と申します。

資金調達、とくに日本政策金融公庫には「新創業融資」という無担保・無保証の融資がありますが、この制度は自己資金の2倍までしか借りることができません。

ご質問者様の場合、自己資金が50万円ということは、新創業融資を利用する場合には上限が100万円ということになります。

担保または保証人あり、という場合には少し条件が変わりますが、融資の成否を決めるのは

・事前準備(自己資金・業界経験)
・事業計画書

となります。

何かお手伝いできることがございましたら、お気軽にご連絡下さい。

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専門分野
資金調達 経営計画・改善 会計・税務
保有資格
税理士 中小企業診断士 FP(ファイナンシャルプランナー)

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