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精力剤の個人輸入代行を起業しようと考えています。
薬事法などの関連で普通の個人ができるものなのか否かわかりません。
ネットで検索すると、数多の個人輸入代行業者のWebページが見つかります。
そのサイトには、個人輸入代行として以下の内容の文言が記載されています。
これらの文言を添えておけば法律的に問題ないのでしょうか?
===========
自己の使用を目的として、個人輸入業者へ個人輸入を依頼する場合は個人輸入と認められます。
個人輸入商品を第三者へ譲渡する事は出来ません。
なお、個人輸入では自己責任が原則となります。自己使用・消費に伴う不利益、不具合は輸入した個人のリスクとし、弊社ではいかなる責任も負いかねますことをご了承下さいませ。
===========
少しアバウトな質問になってしまいましたけど
ご回答いただけましたら幸いです。
香港のコンサルタント青山です。http://www.aoyama-tech.com
率直に言って、上記の文からは代行業者の違法性が強いと考えます。問題なしとは言いきれません。
一般の個人が輸入(いわゆる個人輸入)することができるのは、自分自身で使用する場合に限られており、個人輸入した製品を、他の人に売ったり、譲ったりすることは認められません。
それも原則は、地方厚生局(厚生労働省の地方支分部局)で必要書類を提出し、薬事法に違反する輸入でないことの証明を受ける必要があります。ただ、一定の範囲内であれば、特例的に「税関限りの確認」で通関することができます。
こうした煩雑さにつけ込み個人輸入代行と称して、薬事法に違反する外国製の医薬品や医療機器を広告して、購入を奨めるのが仲介業者です。この行為自体が違法と考えられますので、起業はお勧めできません。
この辺、厚生労働省発行の「個人輸入代行業の指導・取締り等について」が公表されているので、検索してみてください。
精力剤という限定された対象から、扱うものを変えれば、多くのビジネスチャンスはあると考えます。日本は安心・安全のブランドがあり、世界の人が日本のモノに期待しています。
扱うものについてそれぞれ規格や法律は異なりますが、特にネット購入・販売では多くの人々が健全なビジネスで成功しています。是非検討してみてください。
必用により事例などを紹介し、ご相談にも応じますので連絡ください。(日本での日程を調整します)
以上お役にたてば幸いに存じます。
青山利幸
2520pt
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