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海外正規ショップから仕入れる場合の許可、資格は必要ですか?

最終回答:2014/10/18 22:55
回答した専門家:2人

QUESTION

はじめまして
上埜 龍二と申します。

ネット通販事業で、ギフトセットをメインとしたショップを開業するのですが、海外から仕入れることを検討しているのですが、商品によって許可、資格は
必要になりますか?
海外から仕入れる理由はトレンド性、価格差、日本入手不可(希少性)などがあり、ビジネスモデルとして、やる価値があると思っています。
主に取り扱いしたい商品
・食器類(お皿、コップ、ワイングラスなど)
・ボディ・ハンドケア・、シャンプー・トリートメント 、スキンケア
・インテリア雑貨
になります。

例えば、ディズニーブランドの商品はライセンスや、本社からの許可が必要になってくるのでしょうか?
海外から仕入れる際に覚えておく必要がある資格、許可がありましたら教えてください。

少し答えづらい質問になると思いますが、簡単な回答でも良いので、教えて頂けたら、幸いです。

ANSWER

回答日:2014/10/18 22:55

はじめまして。行政書士で起業支援を行っております野村篤司と申します。
ご質問につき、下記の通り回答いたします。

①商品によって許可や資格が必要になるか。
必要になります。たとえば、アルコール類であれば「一般酒類小売業免許」(+通販等)、化粧品等であれば薬事法に基づき「化粧品販売許可」が必要になります。意外に感じるかもですが、食器類であっても、口をつけるものは「食品衛生法」の対象となり、「食品等輸入届出」が必要になります。またそもそも輸入するうえで輸入が禁止されていないかについても注意が必要です。たとえばワシントン条約で該当する動物の毛皮などですね。これらさまざまな規制がありますが、許可が必要なものについて、無許可で行えば刑事罰に処せられるうえ、万が一顧客が損害を被れば損害賠償請求を負うことがあります。具体的な仕入れたい商品が決まりましたら、行政書士や行政官庁へ相談され、法令上の規制について確認しておくとよいでしょう。また、面倒なようであれば、信頼できる輸入代行業者を探し、そういった専門業者へ依頼するのも一つの手段だと思います。

②ライセンスについて
キャラクター等であれば「著作権」がありますので、特に注意が必要です。これはディズニーなどのみんなが知っている有名なものに限りません。まったく承諾を得ずに販売することは、製造業者(メーカー)とのトラブルのもとになります。安定的な仕入れを確保し、堂々とビジネスをするためには、『正規販売代理店』として本社から同意を取り付ける必要があります。大手百貨店のバイヤーまでの交渉力やネットワークをすぐに身に着けることは難しいかも知れませんが、日本市場での展開を行いたい海外メーカーはたくさんいるでしょうから、うまくいけばよい取引ができるかもしれませんね。

③最後に…
スマートフォンが普及しだし、簡単にネットショップが開設でき、資金決済も簡略になるWEBサービスが登場したことで、ここ5年くらいでネットショップ(実店舗なし)は爆発的に増えてきているようです。日本全国を市場にでき、物品を保管する倉庫さえあれば、店舗を持つ必要がなく、設備投資が安く抑えられるということで人気があるようです。ところが、競争が激しくなっているために、インターネット上の広告費がかさむなど、運営費は決して安くはないようです。許認可関係はもちろんですが、さまざまな経営上のリスクや課題、競争に打ち勝つ方法を十分に考え、上埜様の起業が成功しますことを、心より祈っております。

以上、回答になります。参考になれば幸いです。

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専門分野
資金調達 事業計画・商品開発 会社設立・許認可 経営計画・改善 IT・インターネット
保有資格
行政書士

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ANSWER

回答日:2014/03/13 17:56

海外モノ作りなどのコンサルタントをおこなっている青山です。香港に在住10年の経験があります。以下回答申し上げます。

まず、開業ですが、貿易を業務とすることは、設立時に業種に述べたほうがいいでしょう。
資格ですが特にこれといった資格は不要ですが、もし骨董品なども扱うのでしたら古物商の取り扱い資格と許認可が必要です。

商品を輸入する場合は日本の法律を順守せねばなりません。
食器、化粧品には、食品衛生法、薬事法、有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律、環境物質の規正などですので、詳細は検索して調査してください。
また、化粧品などは成分内訳や取扱いの表記についても、日本語での表示が義務付けられています。これらは、注文時にサプライヤーに標記を依頼するとよいでしょう。記載項目は指示する必要があります。
ブランド名を有する物は当然商標権を有する会社の認可が必要です。
有名ブランドの商標使用は小規模経営者には認可されないと考えたほうが良いので、ご自分でコンセプトを構築し、ブランド名などを決めたほうがよいでしょう。

ネットで海外ビジネスにチャレンジするのは、大変に新規性があり成功者も多くなりつつあります。決して簡単ではありませんが、きめ細かに課題をクリヤーして目標を達成することを祈念いたします。以上お役にたてば幸いです。

なお、3月20日にドリームゲート主催でチャレンジゲート 海外ビジネスに関するセミナーを行いますので、是非ご参加ください。

青山利幸

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専門分野
海外ビジネス 研修・コーチング 事業計画・商品開発 集客・販路拡大・営業戦略
保有資格
技術士(総合技術監理、経営工学部門)、APECエンジニア(インダストリアル部門)、中小企業基盤整備機構国際化支援アドバイザー、いわて産業振興センター登録専門家、

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