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こんにちは、初めて質問させて頂きます。
10月に法人を設立するため、事務所の賃貸借契約を行おうと思ったところ、
物件の管理をしている仲介会社に『まだ法人設立が出来ていない場合は
個人での契約になり、法人設立後に賃借人を個人から法人に変えることは出来ない』
と言われました。
事務所を代表者の個人名義で賃借した場合、
創業融資の評価などで何か不利な点はありますでしょうか。
もし、目立ったマイナス点がない場合は個人での契約を行おうと思います。
ご回答頂けると助かります。
何卒、宜しくお願い致します。
こんにちは。
中小企業の事業を加速させるアドバイザーの新井克也と申します。
事務所の契約についてですが、個人でも特に問題はございません。
融資の際は事務所として利用すると伝え、賃貸借契約書があれば大丈夫です。
ご安心ください。
創業融資は貸出基準が緩和され、融資を受けやすくなりました。
とはいえ、融資する銀行が何でもかんでもジャブジャブ貸すわけではありません。
事業計画書や面談対応などをしっかり行わないと厳しいというのは、変わっておりません。
満額融資されるケースは20%ほどですので、事前準備をしっかりと行う事をお奨めします。
弊社では、「銀行が言わない融資の本音」と題したセミナーや個別相談を実施しておりますので
是非ご活用ください。
事業の成功をお祈りしております!
1790pt
はじめまして。行政書士で起業支援を行っている野村篤司と申します。
ご質問の件、下記の通り回答致します。
①創業融資の際に不利な点があるか。
創業融資の段階では、賃貸借契約を締結していることは、融資の要件ではないため、特に不利益はございません。なぜならば、万が一融資が下りなかった場合に、「もう事務所を契約してしまったよ!」ということになっても、金融機関は責任を持てないからです。ここで事務所を開きたいとする情報があれば大丈夫です。
②個人から法人に代えることができないといわれたことについて
ここが少し疑問に感じました。法人なりしてもほとんど同一性を有することから、ほとんどのオーナーは譲渡ないしは転貸借(個人から法人に貸す)に対して承諾を与えて頂けます。これが許されないとなると、店舗としての価値は乏しくなると思いますので、一度仲介会社を通さず、オーナーに相談されてはいかがでしょうか。なお、会社設立前に、会社名で契約できないことはその通りです。
以上が回答になります。参考になれば幸いです。
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